1月 24

民事再生と自己破産

任意整理は出来る場合と出来ない場合がありますが、自分ができない場合であることが分かったらどうすれば良いでしょうか?その場合には、別の債務整理の方法を考える必要があります。そこで登場するのが民事再生と自己破産という選択肢です。

民事再生は住宅などの財産については保有したままで、借金を大幅に減額して3年間分割で支払いを行う、という手続きとなります。この手続きを行って借金を完済することが出来れば、住宅ローン以外の借金は法律上の返済義務を失います。完全に返済義務を失くすわけではありませんが、財産を残しつつ手続きを行うことができます。利用できるのは借金の総額が住宅ローンを除いて5000万円以下であり、返済が不能になる可能性があり、継続して収入を得ることが出来る人です。

対して自己破産は財産などがすでにほぼ存在しておらず、支払い期間を越えても返済することが全くできなくなってしまった場合に利用できる制度です。支払不能状態になったことを裁判所が認めることによって適用されます。過去七年間以内に免責を受けている人は原則として利用することが出来ません。借金を完全にクリアにして再スタートをすることが出来る制度です。

1月 16

任意整理の特徴

債務整理の方法として、まず一つ目に任意整理について紹介します。任意整理は債務整理の中でも最もリスクが少ない方法で、最初に考えるべき方法となります。ただし、この任意整理は誰もが行えるわけではありません。具体的には、グレーゾーン金利が撤廃される以前からの借金を持っている人でなければ意味がないものとなります。

グレーゾーン金利というのは、利息制限法と貸金業法の両者に金利上限が設定されており、そのギャップがあった時代の金利のことをいいます。貸金業法においては30パーセント弱を上限としていたのに対して、利息制限法では15から20パーセントと設定していました。この際、利息制限法を逸脱するものの、貸金業法の範疇にある金利で借金をしていることがあります。

この場合には、グレーゾーン金利の撤廃に合わせて利息制限法の金利内に引き下げた返済に変更することができます。法律上の手続きを必要とするため、弁護士事務所などに相談するのが良いでしょう。専門の事務所も存在しているほど、多くの人が利用しています。

この方法は民事再生や自己破産という極めておおきいデメリットを避けつつ、借金を減額することが出来るというのが特徴です。

1月 10

債務整理の基礎知識

日本では、借金に対して実状以上に恐ろしいものである、と考える風潮があります。確かに借金は利用の方法によっては身を滅ぼしてしまう可能性があるものではあります。ただし、実際にはまだ挽回出来る状態で自分から最悪の選択を選んでいるケースも少なくありません。借金による失敗は、よほど大きなものでなければ取り戻す事ができるケースが多いのです。

お金を借りていることを「債務」といい、お金を返してもらう権利のことを「債権」といいます。そのことから、借金について調節を行い適切な状態にすることを債務整理と言います。この債務整理を適切に行うことが出来れば、苦しい借金の状態から抜け出せる可能性が十分にあるのです。

債務整理には大きく3つの方法があります。1つは任意整理、1つは民事再生、1つは自己破産です。この3つの手段は順番に重大さが増していきます。そのため、可能であればまずは任意整理から行い、それで難しいのであれば民事再生、それも厳しい場合に初めて自己破産という選択を取るようにしましょう。自己破産はその効果がおおきい反面でリスクもおおきいため、最後の手段として考えておく必要があります。

このサイトではそれぞれの手段について、どのように行うことができるのか?さらにどのような状況で行うと効果があるのか?ということについて紹介します。債務整理というのは、決して恐ろしいものではありません。法律に則り、粛々と行うことができます。